祭り2006年10月16日 22時09分35秒

5年ぶりに祭りの当番にあたり、和紙の神様を奉る神輿を担ぐ。これがまた普通ではない。重い神輿を担いで急な山道を30分以上登り、奥の院に奉られる御神体を載せ下宮に奉納して祭りは始まる。もちろん終わるときは奥の院に還さなくてはならない。その間境内やその付近では全力疾走したりで江戸っ子の神輿の熟練者でも5分で音を上げたという大変なもの。前回は40歳を越え体力の衰えに加え、その2年前のアキレス腱断裂の後遺症で不安だらけ、次はもしかすると無理かもなどと弱気になってはいたが担いでみるとまだまだ私の足腰も捨てたもんじゃないことに気づく。怪我のおかげで力任せの生活をちょっと見直したおかげか、この年になってやっと体の使い方を覚えた気もする。

平日の祭りだったので、当然仕事にはならない。時間のやりくりに苦労する。昔は盆暮れ以外は休みなく働いていたのでこのときばかりは仕事を休んで皆で楽しんでいたそうだ。もっと余裕を持って臨まないといけないのだが・・・天気に恵まれたこと、何より無事に終えられたことに感謝しながら後始末の後の慰労会、気分良く酔っ払った帰り道、昨日まで一晩中ついていた祭りのちょうちんも消え、星が良く見える秋の夜空が戻ってきた。

祭りと仕事のごちゃ混ぜの1週間の最後はまたまた子供のバレーボールの試合。なんだか知らないうちにとうとうコーチみたいになってしまい、慣れないベンチワークで痛めた声を更に枯らす幸せな秋の祭り。

コメント

_ おさか ― 2006年10月24日 09時47分16秒

お神輿。確かに、あれは今考えてもすごかったなあ。大体みんな練り歩いてる間中日本酒くらってへべれけ状態なのにお神輿だけはしっかりかついでて。ハレの力はスゴイものよ。
お峰にもしばらく上ってないなあ。今年は久々にお参りしようかしら。
>とうとうコーチみたいになってしまい
ほっほっほ、予想通りってやつじゃ。卒業までずっとだな、きっと。

_ おんさん ― 2006年10月24日 21時31分07秒

まあ大変だったけど何故か体の調子は良くなるのです。肝臓以外は・・・山に登るだけで自然にストレッチ運動が出来て良い体の緩め方が出来るみたい。やっと気付いた46歳。
今、スポ少のコーチは大変なのです。再々来週には土日つぶして2日間ぶっ通しの講習会があり、それまでにテキストにて勉強、ワークブックまである。これがまた大変で毎日1時間はしっかりやらないと(合計21時間!要するにその日まで毎日やれということ)当日の試験に苦労するらしい。自分の子供のことに限れば後たった2年のことなのにそこまでやるか・・・ちなみにこの資格がないと子供の指導は出来ません。自分の子供のことだけで終わればいいのですが・・・こわー

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