久しぶり2010年09月27日 17時00分25秒


聴力回復は思うようにすすまないどころか、このところ頭打ちで全く数値上の変化が見られない。耳鳴りは相変わらずで静かな我が家に帰ってきたので余計に気になるように・・・
退院時に主治医に相談して紹介状を書いてもらい、この病院に診察を受けにきた。朝9時30分にということで9時には受付を済ませ、10時に聴力検査とここまでは順調だったが診察が90分遅れと表示されている。月曜ということもあってかなり時間がかかりそう。順番が来たら電話で知らせますと携帯電話を受け取り、病院内をぶらつくことに

この病院のPET棟といういわゆる人間ドック専門の検査施設はちょっとしたホテル並みで、ここは5階から7階まで吹き抜けになっているロビー。この壁に幅5メートルと下の尻尾みたいなものを入れれば縦も5メートルの私の作品が展示されている。

この建物が完成したときに製作した「彩sai」という作品で、展示されてからもう5年以上(何年前だったか忘れた)。下地に入っているグラデーションに染めた色以外は漂白をしていない原料を使ったので日に焼けて若干白っぽくなってはきたがここで見た感じは当時のまま、むしろ時間の経過でこの場所に良くなじんできている気がした。「久しぶり、がんばってるね~」
ここの診察結果は残念ながら予想通り、「この治療法で問題は無いが、現時点では完全には治る可能性はかなり厳しく、聴力自体の回復の見込みはほとんどないから、この耳に慣れるように、また悪化しない生活(過度の疲労、ストレスの無い生活、それができてればこんな病気にはならないよね)を勧める。」となんとも言いようのない結論。これといった治療法が現時点では確立できていないということで、とにかく今の治療を続けつつ、耳鳴りには漢方治療など試してみよう。

ここで一言。12時を廻って人も少なくなってきたし病院の中そんなにあちこちも行けないので診察室の前で待つが一向に自分の番号が出てこない。あんなにいた患者さんは2・3人。表示板は4人まで出ることになっている。もう一度問い合わせたら「次の番ですから携帯は預かりますね」、そろそろかと思ってから1時間30分・・・結局自分の番号は表示されないままいきなり呼び出された。これなら一度家に戻って仕事も出来たな~皆本当にこんなに長く待っているんだろうか。紹介状に午前9時30分にと書かれていたにもかかわらずこの日自分の診察が始まったのは午後2時から、家に帰ってきたら午後3時を廻っていた。これってどうなのでしょう?おかげで残業・・・
これじゃ紹介状にかかれた時間の意味がないね。待つための一日だったのか。まあこれで吹っ切れたし耳以外は普通の生活はできる。気楽にいこうっと。