雪の置き土産2011年03月28日 19時59分53秒


もうすぐ4月だというのに今日の朝は氷点下、でも日が昇るにつれてちょっと暖かくなってきた。今日は今年のドカ雪で壊れた屋根の修理。

母もここの修理は見たことが無い。ということは50年オーバー・・・瓦をとめた針金も切れるはず。

瓦をめくると杉皮が敷いてある。こんなふうになっているんだ。
せっかくだから瓦屋さんにあちこち見てもらった。「あーここもそろそろ、あそこもだめだ。それで・・・」もういいです。また今度直します。今度雪降ったらすぐ降ろします。
日の傾く午後3時ころには全て終了、お疲れ様でした。


福時の意味2011年03月28日 21時49分42秒

 東日本は大変な状況、特に東北の惨状に心痛む毎日ですがそんななか関東地方、特に東京でも原発問題で計画停電など普段の生活にも支障が出ていると聞いています。

 そんな中、私たち福井県のモノつくりの仲間の展示会「福時(ふくどき)」を開催します。http://sites.google.com/site/fukudoki/

 日本全体と東京の状況を考えると展示会として大変厳しいものになると思いますが、「何もかもが中止延期で沈んでいるこういうときだからこそあえてやろう」ということで決定しました。地震災害地そのものの復興も大変な困難が待ち受けていますが、それに加えてこの放射能漏れによる直接的、間接的な被害は誰もが苦しくつらい現実として感じていると思います。
 福井県は原発の密集地、人事ではありません。開催する東京の土地で地震災害による間接的な被害を受けた人々の心を癒す展示会なら、企画を練り直し延期という選択も正しいでしょう。でも人的な要素の大きい原発事故によって引きこもったような悲しい静かな怒りからせめてひとときだけでも安らげる時間を提供することも大事なことだと思います。

~安らぎがあなたに手を差し伸べる福井の時間「福時」~