ピカソの言葉2011年12月01日 08時10分26秒

face bookからこんな言葉を見つけました。

【ピカソから7つの助言】

1. 必ずできると信じろ
「思いついたことは出来る。思いつかないものは出来ない。これは避けがたく、明白なことだ。」


2. 限界を超えろ
「私はいつも自分の出来ないことをする。どうやればいいのかわかるからだ。」


3. 「その時」を待つな
「インスピレーションは常に存在する。見つけに行くんだ。」


4. 動け
「明日に引き伸ばせば、それは死んでしまう。」
「行動がすべての成功の鍵だ。」


5. 正しく問え
「他の人間はなぜそうなったかを問う。私はいつも何ができるのか、なぜできないのかを問う。」


6. ジャッジせず、隠された美を見ろ
「我々は脳をブン投げて、ただ目だけで見ることができればいいのだが。」


7. 遅すぎるなんてことはない。
「若さと年齢は無関係。」

一つ一つが今の自分にすうっと入ってくる。

肩の力を抜いて、作りたいものを作る。これらは今回のタペストリー製作を頂いたお客様へ提供ということで、タペストリーのモチーフを4点製作。

ショーケース内に展示される。
どれも色を排した平面ではあるがそれぞれに存在を主張する。

上下に軸棒を貼り付けて、ようやく仕上がった。
心配されたところもいくつかあったがひとつひとつ吟味しながらようやく出来上がり、なんとか本日の納期に間に合った。

これが工場で見る最後の姿。
日本橋に続いて銀座に向かう紙、今度はどんな風を興してくれるかな。

千古の家展(仮)2011年12月02日 18時01分20秒


明日のための展示、午後4時でもう暗くなり始める。

屋根裏から吊るすのはなかなか大変

展示して自分の目で見るのは初めての作品

すきあかり、漏れた光が部屋中に散らばって美しい。
あと二つは明日展示する。まだできていないので…

不思議に畳の部屋になじむ作品

土間に生えてきたかのような作品。

ちょっと明かりを落としてみる。
明日残りの漉きあかりを持ってきて再展示だ。


千古の家展 22011年12月03日 19時28分54秒


朝、千古の家到着、すでに囲炉裏の火が入り、私たちを迎えてくれる。

しずくがイルミネーションのよう。

自然のライトアップ

中はこの通り、部屋を暖めるまではこの状態。でもこれには虫よけの効果も兼ねた火の力。

でもすきあかりは悠然として

この場所になじんでいる。
不思議に煙たさは感じない…

火の用心…思わずニンマリ

どの作品もここに同化しているようだ。


でも火が落ち着いてくるとともに

この床にもう一つの作品が現れる。

部屋の光と外光のコラボレーション

作品が語りだす。

まるでここの住人のように

              そして人も語り始める





千古の家 32011年12月04日 19時24分29秒


このお囲炉裏を囲んでの講演、私は雑談をと気楽に思っていたのですがここに集まった方たちに後押しされて語り始めました。

囲炉裏の火は不思議です。話してる言葉の邪魔をせず、それでいて目線をここに置くことで人は安らげる。話す・聞くという行為が負担にならないようです。

ひととおり話した後の質問にもみんなで考え自分の言葉で話し始める。

この火が人の心を開いてくれるような気がした。

お気に入りの作品、これが図面なしのアドリブ製作だと説明

感動をストレートに伝えてくれたり、どれだけの力を頂いただろう。

頂くだけでは申し訳ないがここにおられる方にさらにお願いして白い折り鶴

時を忘れ、気が付くともう日は暮れて

囲炉裏、炉を囲むとこんなにも心の垣根を低くしてくれる。
ここで出会った方々、偶然の再会や人のつながりの不思議さ、すべてがここに集められたような気がした。

まさに

                  かみの時間
      
                              引き寄せられるように…


飛龍2011年12月05日 17時57分56秒


これは飛龍という技法による紙。白・灰・黒の3色使い、さらに漉きあわせを2重にして奥行を出す。この時点ではわからないが完成が楽しみ。
粘性を持たせた紙料を勢いよく飛ばすと空中に龍が現れる。飛龍、昔の人はいい名前を付けるものだ。