和紙の里ショップ「えちぜん」2012年10月22日 14時18分39秒


奥さん手作りの和紙がま口「ぷっくりがま口」、クラフトマーケットでは売れたのは1個。

でも手に取った方の表情に手ごたえ、心は伝わっていると感じていた。

初回の在庫はあっという間に…
揉み和紙を立体裁断、貼り合わせる。紙の癖を知ったうえでの作業、一つ一つずつでしかできない「真の手作り」

このとおり製作はもちろん、企画・パッケージ・ディスプレイもすべて自分たちの手作り
そのために見て廻ったデパートや雑貨屋、あちこちのクラフト展、手作り市など

売れるためのものづくり 何度も受けたこのテーマの講習会、いつもの常とう句は

「移り変わりが激しく、きまぐれな今の市場のスピードについていかないと物は売れない」

確かに真理でしょう、でもそのスピードできちんとしたもの、人の心に伝わるものを作る時間はあるんだろうか?

売れるために身を削り心を折り、コスト・納期に縛られ笑顔を無くしても作ること?

私はそれを拒否します。

                   かみの心

                            手の力、ものつくりの心意気