原点回帰2013年03月12日 17時52分23秒

これはロクタ紙というネパールの紙
原料はおそらく三椏、不思議なことに全く艶がない

透かして見たところ、均一に漉くことは全く考えていない原始的な紙
壁としてではなく光を透すのだという


道具が限られる製作者なので当然大きな紙を漉くのは困難、以前にも何度か来ているが仕上がり、価格面で折り合いがつかず仕事までにはなかなか行かなかったが
普段なら許せないがらがらの地合、あえて出そうとすると結構難しい


                  かみの元


               振り返ってみるとそこには何もない、一から考えなければ