花盗人2014年04月01日 22時26分44秒


仕事の合間の小休止

椿を採りに春の山に
奥さんの花展で使う枝を山盛りいただく

その途中で見る山の精

撮影もままならない急な足場、でも山を歩くのは楽しい
山にいたのはほんの20分ほど、それでも数と身体が軽くなった気がする

山から帰り工場に戻ると昨日漉いた試作が出来上がっていた

心なしか何か違って見える

同時に本日パッケージの仕上げも出来たファイルケース

EICOマークも入れて完成
これはある団体の記念品、なかなかいい出来だと思う

久しぶりの体育館
この子たちの上達ぶりに目を見張る、まさに伸び盛り、花盛り

和紙の里の花盗人

               春の山 かみに感謝

       快晴の春の山でいただいてきたのは花だけじゃなく、花咲く心もいただいた

ベナール展2014年04月02日 22時45分26秒


県内の作家たちによる大作中心の展示会の搬入
満開に近づく桜並木の中県立美術館に

今回も大きな作品が並び、展示場所を確保するのも一苦労

壁が開いてなかったので会場の中に吊るして、裏からも見えるようにしてしまおうと思っていたが、結局は白っぽい壁の前に展示
明るい搬入時にはわかりづらいが壁に影が映り込み立体的に見えるはず

スポットなど照明はお任せして工場に戻る

これで4回目の展示にして初めて表示した作品名「SOL」(太陽)

背景の色で表情が変わる

でも美術館よりここの方が似合ってたかな


ベナール展 4月3~6日 福井県立美術館

よみがえるいまだて芸術館2014年04月03日 22時09分03秒


草月展の搬入でいまだて芸術館に
久しぶりの匂い、10年前のいまだて現代美術紙展の公募展、アートキャンプでは毎年ここにいりびたり

この作品は再製作したもの、当時は神戸市で起こった小学校での殺人事件に衝撃を受けて、「ROOM」という作品名で出品していた。

当時はこの中に入ることはできなかったが今回はL字型を2セットならべて中の空間を感じられるようにしてみた

HIRYUを通して見る世界、

そして見ている自分も見られていること

この風景は作った自分も初めて見た

手前には制作途中の大作
これから当社の紙を生けこむ。

明日はここに花が生けられる
大きな竹のトンネルを抜けるとそこに「ROOM」が

この後私は自治振興会の会議、このグループの一員である奥さんの帰りは10時過ぎ、途中経過の作品は予想以上の出来で明日が楽しみ

草月和萌展 4月5~6日 いまだて芸術館 午前10時~午後5時

大きな作品を前にホールの空気も熱い

                  かみの美

                     これが本来の芸術館、紙展時代がよみがえる

掛け持ちの一日2014年04月04日 19時42分18秒


工場では相変わらずの日々

疲労性の腰痛との戦いながら一枚一枚仕上げてゆく

ちょっと空いた時間、草月展の準備に追われる奥さんの手助け
もうちょっと何とかしてあげたいが仕事量とこの体調でそうもいかない

会場では私の二つの作品が並んでいる
ここに花を生ける奥さん、今日は夜遅くなりそうだ

傷んだすきあかりを修理に持ち込むついで?に、県立美術館
作品の状態を確認、両端にややカールが出ているが修復はできないのでそのまま

雨の桜道を帰宅、ちょっとくらい止まって写真でも撮りたかったが

月曜漉き上げて組み上げ、荷造りの作品がまだ形にもなってないので帰宅

工場、美術館、展示作業場の掛け持ちの一日の後は

部屋にこもる夜

スケッチブックを前にして、さてとりかかるか

草月展2014年04月05日 12時26分55秒


いまだて芸術館、すでに駐車場はほぼ一杯

HIRYU-STRIPE この紙に字を書くとは思わなかったがいいね

会場もいっぱいの人

大ホールでは歓声が

作品の中を人が通れるようになている

そこかしこにHIRYU

あちこちに和紙が使われている


トンネルを抜けると二つの作品

手前が奥さんの生花

色の抜けた生成り色、赤や緑が映える

HIRYUの茶室にもさりげなく花が

この影も作品

大作の周りにもHIRYUをつかった生花が並ぶ

これは丸い落水紙、効果的に使ってある
にぎやかな草月展、外に出るとすっかり雨も止んでいた

草月流和萠展 いまだて芸術館 4月5~6日

今が盛りの桜道、花いっぱいの今立