油団、夏障子片付け2014年09月22日 00時00分00秒



今日が油団の見納め、まだちょっと早い気もするが天気が続いて空気が乾燥しているので
茶卓などを移動して油団を丸めると

ずっと100年ものだと思っていたが昭和12年と裏書きが
83歳の父が子供の時分からすでにこの色だったというので100年は過ぎてると信じていたのだが…まあそれでも70年以上

このころは粟田部という隣町で作っていたようだ

本座敷の畳干しと床板を外し床下に空気を入れる

とりあえず畳干しは本座敷だけにしようと思っていたが

いい天気、思い切って隣の部屋まで干そうということに
といってもやるのは自分だけど

このまま昼過ぎまで

8畳と6畳で14枚、ひと汗かきました
この間に銀行、来客、発送作業に見積、請求書など目まぐるしい一日

でも襖が入り、すっかり秋の装いになった我が家

外していた板戸を復活させて昔の間取りに戻してみた。子供のころの記憶がよみがえる
奥さん、ぷっくりがま口製作中

カラフルな飛龍はタペストリー仕様
今日中に漉いておかないと休み明けの納品には間に合わない

これ以上休みに仕事をしたくないの一念で大判小判3枚ずつ、何とか漉き上げた
おかげで仕事は午後10時過ぎまで

夜になるとちょっと冷える工場から家に戻れば、襖や板戸に囲まれた居心地の良い部屋

昔の風景にPC


                  かみの暮らし


                                    秋の温もり