多い時でも年に3回くらいの幅広の襖紙、準備もなかなか大変
普段の道具の1.5倍の幅、重さもはそれ以上になる
それでも漉くのは同じく二人
水を含んだ漉き簾は相当重く二人では持つことは不可能。模様を漉く場所までは3人で運ぶ
表紙の流し込み、大きな紙の雲肌をうまく出すのはさらに熟練が必要
今回は通常3×6判しかない梅の柄を特注の5×6判で漉く
滑車で釣り上げてその動きに合わせて漉き上がった紙を伏せる
以前は手回しでやっていたがここだけはプログラミングされた機械の力に頼る
大きな布をふせて次にの繰り返し
仕上がった梅の幅広襖紙は品のある豪華さ
注文は6枚だが多めに漉いておくことにした
八雲№354幅広 限定品
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