大判落水紙 ― 2015年10月09日 00時00分00秒
玄関先の老木ザクロ、残しておいた実が大きくなった
84歳の父が子供のころからほぼこの大きさだというので樹齢は推定100年、もう支えがないと倒れてしまう。さすがに衰えは隠せないが何とか毎年少ないながら実を付けてくれる。
今日は一日落水紙、3×6判までの通常の大きさを襖の職人に任せ、私は大判を漉く
これは当社最大の道具3800×1900、これで1500×3800の落水紙を漉く
少しずつ漉き重ねながら均一に仕上げるのは根気と大胆さ、そこに丁寧さを必要とする
これだけの大きさになると人数でやるより一人での作業の方がいい場合がある
脱水も一苦労、もちろん乾燥室には入らないのでこのまま自然乾燥
今日の日中は襖を漉かずにこの紙だけ、小判12枚、大判5枚、この特大判1枚
夕方はお通夜で中断、夕食後工場で作業再開し、石垣柄飛龍で午後11時
明日は休息日、やれるだけのことはやれた一日
最近のコメント