涼しい日の夏色2016年06月01日 22時51分52秒


昨日から漉き場は大判の墨絵用紙を中心に

一人でもできないことはないが数があるのでベテラン職人たちにお任せ
うっすらと雲肌、さすがの仕上がり

漉き場を離れても銀行廻りや見積などの事務仕事や来客対応などやることだらけ

午後より夏の色を漉く 意外に涼しい一日だった

ムラ染めのように混ぜ込んだ飛龍格子 

頭の中はつづれ織り

仕事は山積みなのに今ひとつペースは上がらない、庭に出てみた。

夏の色を意識したからか鮮やかな色も気になる

白に隠れる色

小さくてもしっかりとした形
庭の草花で目の洗濯 プチリフレッシュ


夏光2016年06月02日 23時07分22秒


朝日から光の道

一日一度だけのスポットライト
ARTWIND & EICOWIND 2016

今日は一日すきあかり HIRYU-STREAM


RINGS 受注された方が製作に参加、にぎやかな午後


昨日の夏色飛龍が乾いてきた
濡れている状態より仕上がった紙の色の方が夏らしい気がする

今日も快晴、日差しは強かったが気温はそれほどでもなく、家の中は肌寒いほど               

                  夏色飛龍

                                工場に一足早く夏光

変える 変わる2016年06月03日 00時00分00秒


まさに雲一つない快晴


今度の日曜日のためにちょっと改装、といっても襖を入れ替えただけ
玄関に一歩入った瞬間のサプライズを目指してみる

受注から一年がかりのすきあかり仕様の紙、ちょっと変化を



これは来週納期の竹林イメージ紙

飛龍と楮のいいとこどり、濡れているときにはわからないが
乾けばいい組み合わせになる

午後から製作で午後6時過ぎには完成
乾くと印象が変わるのはいつものこと、楽しみなような不安なような


作る気持ち2016年06月04日 00時00分00秒


土曜日仕事、本来はそこまでやらなくてもいいのだが来週に大きな仕事を控えているために前倒しで製作
静かな工場でしっかり漉くことができた

その後はARTWINDの仕上げ 
昨年できなかったアート仕立て、今年は涼しい夏色を加えてみた

ところが今年仕入れた団扇の骨から不良品が次々と こんなものを平気で入れるなんて…
国内の団扇の名産地でも団扇の骨はほとんど日本で製作されていないということだったので仕方なく中国製を仕入れている。

安価な値段で手に入る中国製であることをとやかく言うつもりはない。問題は全く検品自体がされていないということだ。

仕入れたものを右左に動かすだけではものつくりの気持ちは伝わらない。

昔の日本の職人が目指していた仕上がりを伝え、作ってもらう。

ものつくりの心だけは忘れてほしくないね


変わること~福井駅前2016年06月05日 00時00分00秒


結局日曜日も仕事、せめてお昼くらいはちょっと足を延ばそうと福井市街まで
この路面電車を残したことは英断、途中で会った友人はこれに乗ってやって来たと聞いた

何だかわからないお店、不思議だけどこういう場所が大事なんだと思う

お腹すいたのでガッツリ、こんなの食べたの久しぶり
どのお店も賑わっている

ちょっと前までは人がいなくてホントに怖いくらいだった
今もここにはそんなに人はいないようだが

もう一つのアーケードからにぎやかな声が聞こえてきた

インターナショナルマーケット、いろんなお店が所狭しと並んですごい賑わい
このアーケードでこんな風景見たのは初めてかも

駅前はホテルラッシュ、このホテルの仕事もいただいた

カウンターバック、照明を入れる前

事情をお話しして照明を入れてもらった
なかなかいい出来、いろいろやりとりがあったけど結果オーライ

二日間とも仕事なので晩御飯もちょっと贅沢に
福井では珍しいスペイン料理店のピンチョス

ご褒美ビールが進みます

ほろ酔いでちょっと蔵に逃避
小さなBOSEからは信じられない響き、でも以前置いていたビンテージスピーカーにはかなわないと感じました。

白アリ対策で床だけ直したけど本格的に改装しないとやっぱりもったいない

歴史を感じるこの蔵だけど、いいところを残しながら変えてゆかないとね