紙の鍾乳洞2016年10月06日 00時00分00秒


生花のための枝に紙をまとわせてとのご依頼 濃い原料を用意してくぐらせてみる
撮影してみるとまるで鍾乳洞のような景色



このまま乾燥 紙とは言えないものだが面白い形

一転、ここ数日苦労している紙
これで見る分には問題ないのだが、漉き型の材質が今漉いているやり方と合わない

試作でやった時はうまくいっていたがその時の型は自作なのでここの材質とは違っていた

型のプロの仕事に問題はなくその使い方が私の漉き方に合わなかったということ

きれいな景色に見とれているうちに行先が見えなくなる…まるで鍾乳洞に迷い込んだよう

うまくいくときいかないとき 何年やっても紙は難しいなあ


うまくいくときいかないとき2016年10月07日 00時00分00秒


枝に楮紙をまとわりつかせた紙?が乾いてきた

乾くとまた違った表情でなかなか面白い

nature wreath とでも名付けよう またやってみようかな 
こちらはそのまま生花の部材に使われる。いい感じに仕上がりそうだ

一転 こちらは型の再製作 やはり自分でやっとほうがいいという判断 もっと早く気付けばなあ
こういう作業は意外に楽しい でも仕事は時間との勝負 ひと段落までで日付をまたぐ


気持ちの充電2016年10月08日 00時00分00秒


型の掘り込みもあと一息、何とか本日中にはできそうなのでちょっとひと段落
さすがに指もこわばりだしたから休息も必要

金津創作の森クラフトマーケットへ
十分楽しんだけどもうちょっとドライブ

予定になかったがたまたま道端の立て看板を見て休校となった小学校でのイベントに
駐車場もほぼ満杯

にぎやかさがすでにあふれ出ている

いろいろあり過ぎて写真は遠慮して気になっていたカフェの画像だけ 
でも各教室にいろんな作家たちのお店

体育館でも流木アートのワークショップ

さてお昼はやっぱりこれかな
スパイスは効いているがスパイシーという感じではない優しい味のカレー 美味しかった 

イベント会場は混み過ぎてたのでちょっと立ち寄ったカフェ

静かに余韻を楽しんで
昼過ぎに帰るつもりが夕方になっちゃった

作業再開、

ようやく完成 結局今日も日付をまたぐ

今年のクラフトマーケット お買い得のカップとお皿は記憶の家の来客用に
忙しくても心豊かに

秋祭り準備2016年10月09日 00時00分00秒


小雨模様の朝、秋祭り準備 担当は一の鳥居近辺

猛暑の夏からの草なのでかなりの量、草刈り機で刈って運んで

ご近所さん同士で大汗かきながら和気あいあいと作業

見違えるほどきれいに
祭りの役目の抽選 私はお下りとお上がり両方とも松明(たいまつ)

一旦戻って一仕事、昼食後今度は境内に

大きなかがり火、みんなでやればあっという間

今年の薪はやや短かかったのでちょっとぽっちゃり(笑)
それでも切り倒した松の枝があったのでちょっとおめかし

再び工場、明日発送なので本日中にできるだけやっておかないと
仕上がりよりも出来上がり優先、漉いては乾かし、その間に原料準備してまた漉く

何とか目途がついたのは午後7時過ぎ、もう少しと思ったが力尽きた

幸せのおすそ分け2016年10月10日 00時00分00秒


今日も昨日の続き
夕方までに5枚漉き上げ

その合間にほかの紙と一日中フル回転
HIRYU-cross-stripe 微妙な交差が生命の紙

そんな中いただいたお祝いのお餅
八十八歳 米寿にはお餅を配る習慣がある この時期のお餅は美味しいのでありがたさ倍増

ひっかけという技法の越前和紙に金文字で「米寿」
私の父も85歳、お祝いは数え歳なので再来年 なんと岡太神社大滝神社1300年祭と重なる

皆さんに感謝と幸せのおすそ分けができるよう

元気で迎えられますように