雲肌力2017年12月04日 00時00分00秒


流し込む時の水の流れでできてくる雲肌は時に思いもよらない表情を見せることがある
大きな波の中にさざ波のような細かい雲肌がほぼ中央に

大胆過ぎて襖として好き嫌いは出るところかもしれないが 色で出ているわけではないので光の当たり方によっては気付かないほど

極端な凹凸のあるこんな大胆な柄の中にも

弱い雲肌が現れる
水の表情を光に変えて 

雲肌は流し込む水の表情
まともに光を当てるより差し込む光で顔を出す

                  雲肌力



襖の仕上げ中に気付いた壁 先月の台風で壁が剥がれ落ちていた
気まぐれな自然の力 助けてくれたり仕事をくれたり…

二つの保存会2017年11月26日 00時00分00秒


午前中は鳥の子保存会研修で雁皮の栽培講座

実は何度か採集に行ってはいるのだがまだ雁皮の見分けがつかないくらいなので恥ずかしい限りだがこれからしっかり学ばないと

他の会員のみんなはすでに雁皮の種から育てる段階まで進んでいる

なかなか今の仕事につながるものではないのでつらいところだが、しっかり伝えてゆくことは紙漉きと責務でもある

焦らず自分なりの取り組み方で

午後からは大滝権現保存会による神社本殿の雪囲い

ここも初めての作業なので 下から見上げて必要なものを渡すくらいしかできない

大切な本殿、貴重な彫刻に囲まれ緊張の中にも和やかに
しっかり夕方までかかって完成 本殿の姿は見えなくなってちょっと寂しいが

慰労会は男の料理、絶品の猪鍋
お腹も満たされ身体はぽかぽか、小雨の帰り道も寒くない

鳥の子と神社保存の二日間、本格的な冬もあと少し

鳥の子保存会 つなぐこと2017年11月25日 00時00分00秒


本日午前中は鳥の子保存会 雁皮の塵選り
一度塵選りしたものをもう一度さらに細かい塵を取る 鳥の子紙の厳しさを体感

この気持ちを次世代に伝えること

仕事の合間に体育館 ホイッスル、子供たちの歓声、どれもがひさしぶり
バレーボールの大事な心構えはつなぐ気持ち でもそれって生きてゆくことそのもの

                  かみの教え

                                    伝える心

リフレッシュの仕方2017年09月24日 00時00分00秒


快晴の日曜日、朝から大判雲肌紙 来客などで中断しながら何とか3枚
5枚はやっておくつもりだったが仕方ない

普段の仕事もある中、東大襖クラブ合宿、奥の院拝殿起工式、紙展展示作業、摂社遷座祭など立て続けだったのでさすがに身体が重い これは気持ちの問題だとリフレッシュすることに

地元アメフトチームの試合観戦、こんなの久しぶり というより30年前はこのフィールド内にいて外から見ることなんてなかったなあ
プレイ開始と同時にガチャっというヘルメットの音はすでに懐かしさに変わっていた

20人以上のメンバーをそろえるわがチームは敗戦、相手チームはたった16人でオフェンスディフェンスともフル出場、私たちのころはこの相手チームと同じ状態だったから勝った時の嬉しさは格別でした

試合後にちょっと労いを伝え競技場を後に 一転して静寂の大安禅寺まで配達に
エネルギッシュな和尚さんに元気をいただいた

さらに三国まで配達、大安禅寺からここまで30分ほどで着いたのにはちょっと驚き
あまりの天気の良さに雄島まで カップルだらけの中、たった5分の一人リフレッシュ

身体の疲れは取れてなさそうだが気持ちの切り替えには充分

こんな日も必要だね


本日もいろんな行事がありすべてキャンセルさせていただきました。
最近、私がかかわっているものが多すぎることもありますが同じような行事が次々出来て土日まともに休めることがほぼありません。出ている人もメンバーもお客さんもほぼ同じ、公共関係行事の集約を望みます。


東大襖クラブ合宿2017年09月11日 00時00分00秒


東大襖クラブ合宿が始まった

襖業界は自他共に認める斜陽産業、でも嬉々として作業する学生たちにその影はない

手際よく?作業中、周りにやりたくてうずうずしている学生たち
アドバイスを依頼し、現場にやってきた内装材料店の社長も話が止まらない

紙を貼るってこんなにも楽しい作業であることを再確認

久しぶりに一日中にぎやかな工場だった

夜は組合青年部のカレンダー漉き作業見学のはずだったがやっぱり作業体験に
当然うまく漉けるはずもなく、それでもやはり楽しそう

                  
手を動かすこと 

仮想を現実にすること

それは人間の本能

                   導くかみ