保存と現実2018年02月26日 00時00分00秒


週の初めの給料日、納期日、来客でてんてこまいの一日、夜は鳥の子保存会

成果品品評会 一目でわかる出来の悪さ(笑)

それでも雁皮の質感、特に光沢はやはり別物

それだけに厳しい目で見ることになる
画像ではわかりにくいが(実際見ても気付かないほど)中ほどに黄色い繊維が混入している

あれほど丁寧に塵を取っても残ってしまう。漉く時に取っておかないとなあ

薄く繊細な鳥の子雁皮紙 これらの手間や技術を考えると現実的な仕事としては相当厳しい

塵ひとつを許さない原料で汲み上げ伏せ重ね、圧搾具合、貼り込み方、乾燥温度など全てを完全にして漉く

これらの条件を必要とするところでどう使うのか見てみたいものだ


雪の合間に鳥の子保存会研修2018年02月10日 00時00分00秒


明日の一斉除雪が決まったので急遽鳥の子保存会研修を土曜日に
静かな卯立の工芸館 漉き音だけ

帰宅し昨日の続き 窓から見える雪景色 合間に除雪をやりながら作業

試作の仕上がり確認

送る方法が限られているのでペースダウン

夕方からは自警隊の定例訓練 ポンプ始動に加えて消火栓周りの除雪
火事は天気の都合を聞いてはくれない

備えは雪も防火も同じ



保存と革新2018年02月03日 00時00分00秒


土曜日午前中に仕事を切り上げ 鳥の子保存会の午後が始まる
丁寧に塵を取ることで紙への意識がどんどん高まる

そしてできるようになればなるほど高みが見えてくる漉き作業

手慣れていると思っている作業でもすべてにかかわることでその重みが変わってくる
紙の道に終わりはない だからこの研修に卒業はない

現代美術紙展1300展の打ち合わせ
追求する方向が全く違う世界 これにも終わりはない

久しぶりに見た自分の作品 A-URA 
突き進むことに終わりはない できることを今やるだけ


冬陽2018年01月20日 21時24分36秒


本日は朝から鳥の子保存会研修 相変わらずの下手な紙漉きの後はひたすら塵を取る
漉く時間はあっという間だが、地道な仕事は時の流れが滞る

午後からは工場で試作の確認
指示に従う試作、多少の疑問が残りながらこのま提出してみることに

紙の原点、無地でもテクスチャーの違いを確定させるのはなかなか難しい
この3点の違いが必要な試作 次に再現できるように漉き方や配合には細心の注意

朝方ふわっと現れた冬陽は午後には陰る 明日は寒そう

鳥の子保存会との共存2017年12月09日 00時00分00秒


今週土曜日も鳥の子保存会の雁皮塵より
昨日の原料叩解時にみた一本の筋ひとつ、これが許されないということで目を凝らし見ているとどんどん使える原料が減ってくる

これが雁皮

午後からは工場に戻り漉き作業と仕上げ、出荷に追われる
そこに一本の電話 先日納品した紙が大幅に規格が違うとのことでやり直しとなった

メールでのやり取りで誤解があったようだ。迷惑を考えてメールを主体にやっていたことがかえってあだになった。

やはり実際に言葉を交わすべき、年末同時期に受注が集中し焦りがあったことも否めない

終わったことを悔やむより心引き締めもう一度 

辛抱しなされ辛抱は金じゃ 辛抱する木に金がなる