今年最後の天然紙 ― 2016年02月27日 00時00分00秒
快晴ながらまだまだ寒い朝
昨年の今頃は画像をお見せするのもはばかるほど傷んでいたトロロアオイ
11月に入荷、その後暖冬で気温も高く心配されたが2月後半でもこの通り、ほぼ入荷時と同じ状態
保管方法は去年と全く同じでそのまま倉庫に置いていただけ、収穫時期と畑の状態でここまで違うものなのか
前回漉いた天然紙は荒掛け楮紙を除いて現代美術家の恩師がご予約、ネリの状態がいいのでもう一度と漉く
朝から灰汁作り
ほぼ楮と同じ重さの灰、煮るための灰ではないので状態にばらつきがあるのでたっぷり使う
そしてたまった仕事も同時進行 すきあかり用の紙
楮と飛龍
静かな工場、釜場と漉き場を行ったり来たり…でも不思議に落ち着いて仕事ができた
ほぼ一日かかって灰汁を抽出、週明けから煮ることができそうだ
天然紙2016 again
かみの季節
寒さは天然紙の後押しをしてくれる
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