天然紙 next challenge2018年03月03日 00時00分00秒


昨日煮た薪ストーブの木灰煮の三椏 やや硬そうだったがかなり柔らかくなっている

ただ一部分厚い場所は煮えてないところもあったが全体的にはやや煮過ぎかと思うくらい

水晒しの水面には青空

これだけ天気が良く気温が上がると今度はトロロアオイの状態が心配になる
いくら大寒波だった2月と言えど来週には漉かないとタイムリミット

午後からはグラデーション紙の再製作
若干気になるところも修正してほぼ満足いく出来 今度はゆっくり乾かそう

今宵は壮年会の総会 ほろ酔い夜道に満月
さて明日も朝から自警隊で救急救命研修、午後からは仕事

                  かみ月

                                 明日も晴れそうだ


天然紙 発送~伝える心2018年03月02日 00時00分00秒


遅れていた天然紙 いよいよ発送することに

天然紙2018 いろんな思い入れの入った紙になった

包装紙ももちろん自社の手漉き襖紙 小判の天然紙を巻いて

感謝と書くつもりだったが私の腕ではいい字になりそうもないので そのまま ありがとう
お待たせいたしました。もう忘れてるかも(笑)

腱鞘炎一歩手前で何とかとどまった手 どうにか注文枚数までは漉き上げた
明日も仕事 だましだまし 少しペースを落としながら


天然紙20182018年02月19日 00時00分00秒


豪雪のさなか、天然紙2018が漉き上がってきた

甘皮を残した楮、もっとくすんだ色になるのかと思っていたが意外に白さがある
この甘皮も楮の一部で微細繊維、うっすらと青い雲肌が大変美しい

いい紙に仕上がったと思う

今年のチャレンジは三椏天然紙
遺産認定騒動で国産の原料はどれも品薄、熊本産の三椏が入ったと聞き、とにかく仕入れてみた

見た目からすでに光沢などは中国産のものとは一線を画す
ライフワークの天然紙 進化を止めることなく今年も新たなチャレンジ

その前に支援してくれた方々に発送しないとね


天然紙2018 雪と共に2018年02月09日 00時00分00秒


朝焼けの中、屋根雪の様子を見てみる
かなりの量だが軽い雪なので屋根に上るまでもないようだ

今週は物流もほぼ止まって仕事にならなかった

氷柱の長さが気温の低さを物語る
それにもまして屋根雪が気になってきた。下屋だけでも落としておかないと

こんな雪の中、何とか天然紙2018を漉くことができた
気温が低い分、ネリの状態は良好、良い紙になりそうだ

まとまった時間が取れないので残った原料でARTWORK

どうにか動いている宅急便まで持ち込み、夜は寒い工場で仕上げ作業
来週もまた寒波がやってくる予報

どうせまた降るからと後回しにせず、やれることは今やっておくこと 

              雪暮らしはかみと共に

                                   備えは十分に 


楮の音2018年02月06日 00時00分00秒

工場と自宅裏の空き地は雪の吹き溜まりとなり、落ちてきた屋根の雪などと一緒になってこんな大きな雪山になる
さて庭の木救助隊はこの雪山へ

ひと段落したところで天然紙の楮を叩く
欅の板に乗せた楮を棒で叩く。

雪で静かな和紙の里、工場の中に響き渡る叩き音

たーん たーん たーん

                  かみ拍子

                                    外はまた雪