かみの森2013年06月23日 16時19分00秒

今日は朝からふるさとの森事業のための山の見回り

雨も上がり、集まった役員

静かな奥の院
この階段の前にある小屋に昔は神輿を納めていた。

ここまで登って来て神輿にご神体を納め下宮に降ろすことで祭りの始まり、最後はここまで神輿を戻して終了だったそうだ。しっかり説明を聞くのは初めて

そこからさらに奥に…何回か見ていたはずのブナの原生林、思った以上の巨木だった

桧皮師によって桧皮を採取した跡、この木は何らかの理由でまだ採取できないらしい
神社仏閣に使われる桧皮、最低でも100年、理想的には300年の時間が必要

私たちが夢見た科学の進歩ではどうにもならない未来の仕事であることを教えられた

この山に残る数々の史跡

古木の造形は私たちの創作力をはるかに超える

心が元気になる山道

その名の通りの「座禅石」

気になる木の表情



そして枝ぶり





枯れた木に太陽のスポットライト

もう一つの大杉


切り株の面白さ

蜘蛛の巣に宇宙を見る

木陰の合間に見えてきた大杉

キツツキのいたずら
ふるさとの山はお金に換えられない財産、でも維持にはそれなりに費用がかかるのも事実

山歩きの後は、住宅付近に出た猪被害
塾帰りの高校生が追いかけられたと聞き、現場の状況を確認

昨日の夜は私も近くまで歩いていた。夜行性の動物なので夜間外出には充分注意が必要

治山事業で多くの人や重機が山に入るので、落ち着かない獣たちの行き場所は和紙の里

                かみと共に暮らす

                                    人も自然も