寿屋プロジェクト~宴会場改装(襖)2011年11月24日 15時51分20秒


旧今立町の老舗料亭 寿屋 (すや)

この醤油工場を過ぎ

このあたりでは一番の老舗料亭、一部宿泊もできる。

中庭には築数百年の茶室、素晴らしい。

ここの2階の宴会場の襖の貼り換え。
まずここを変えてみたい。品を保ちながらこの部屋に期待感を持たせた入り口にしたい。

入り口の大きな襖をあけると大広間

宴会場側の襖。サイズが限られるので無地が貼ってある。

全体の統一感も欲しいところだが仕切って使うこともあるのでつなぎにも工夫が必要

かなり凝った紙を選んだのだが適度に色合いも枯れて今の状態ではあまり効果は感じられない。

さあこの大広間にどんな紙を使うか。
料亭の厳しい現状は私たち伝統産業である襖製造も同じ。ここから何かを起こせないだろうか?

味のある狭い路地を通り帰路へ
先月の我孫子、中松旅館を思い出す。襖紙、きっと何かやれることがある。

紙のできること

                   かみを伝える
        
                                       私の仕事