無地のこだわり 雲肌紙 ― 2018年03月06日 23時29分05秒
いろんな紙を漉いていても結局一番難しいのは無地
紙の端、貼る際には裁断してしまうので出来には関係ないようだが ここがきれいにできるような紙でないといけないと思う
当社では漉き枠で一枚漉きとなる5×7判の襖紙、思うようにはならない水の動きを少しずつ漉き重ね極限まで漉きムラを少なくするのは何度やっても難しい
襖紙ということである程度厚みも必要、乾燥には気を使う
この時点ではほぼ見えてこない雲肌
乾燥が完了し斜めから見てみると出てくる雲肌
光の当て具合でもほとんど見えない角度もあるのでこの良さを伝えるには貼ってもらってそこで暮らしてもらわないとなかなかわからない
電話や来客、漉き場への指示もこなしながらでは一日4枚漉くのがやっと
残業までは体力が残っていなかった 若干疲れ気味か
今週納期が詰まっている 明日からもう一段ペースを上げないと
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