天然紙の顔 ― 2017年01月30日 00時00分00秒
薪ストーブ木灰煮水戸楮と生トロロアオイ使用の天然紙 厚口
このサイズ3×6判でここまで厚い未晒し楮紙はあまり漉いていないと思います。
できるだけ原料そのものを生かしたいとの思いからやや大きな塵も見られます
分厚いですが光は通します
こちらは土佐楮を固めに煮てざっくりとした紙になっています
色はやや暗いですが雲肌の陰影は秀逸
透かして見るとこんな感じです
好き嫌いの分かれそうな紙ですが植物としての楮の力強さが感じられる紙
株式会社 長田製紙所
（株）長田製紙所
手漉き襖紙・特注美術工芸紙デザイン製作・和紙小物製作販売
越前和紙の里で襖の紙を製造して４代目、様々な手漉き襖の技術を継承しつつ、新しい紙の可能性を作り出しています。従業員は40代から70代まで経験年数30年以上の職人が主力の工場です。
長田製紙所の屋号「長田八太夫」・・・わし太夫
檀家となっている円成寺の過去帖によれば13代前まで八太夫の屋号を持つ長田家の存在は確認されている。
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