冬の一日2007年02月05日 18時01分12秒

ちょっと画面が小さいですがかなり大きな波ですごい水しぶきでした。
暖冬で全く雪がなく暖かい日が続いています。このまま春になってしまうんでしょうか。10年ぶりに新車を購入、足慣らしにと東尋坊に。こんないわゆる観光地なんて久しぶり、いつもは立ち寄らない土産物屋の中の食堂で昼食。周りのバス旅行の人々と一緒の席で食べたイクラうに丼、空腹も手伝ってかとてもおいしく感じられました。人の舌なんてそんなもんです。
岩場に向かえばそこは冬の日本海!天気は良くても荒々しい波が打ち寄せ、しぶきが10メートルはあるかと思うくらい跳ね上り多くの歓声が。今日来たお客さんはラッキーでした。
帰り際、まだお腹に余裕があるので「1分58秒でつきたてお餅がお持ち帰りできます」の看板に惹かれ、きなこもち。おじさんひとりのあやしい店でしたが味はなかなか。でも「命もお持ち帰り」という不思議な貼り紙に店内をよく見れば、この店は自殺で有名なこの観光地で人助けのため相談所も兼ねていて、ここのおじさん、そのNPOの委員でもあるのでした。ユーモアのあるゆるーい雰囲気、きっと多くの人をなごませているのでしょう。
ついでにそのとなりにある雄島にも足を伸ばし、奥さんと子供を連れて十何年ぶり(婚約時代から)に日本離れした景色を楽しみました。テレビなどで心霊スポットなどと面白半分に伝えられてますが私にはこの風景が北部ヨーロッパの(映画でしか見たことないですが・・・)海岸を想像してしまいます。大好きな場所のひとつです。
帰り道、後ろの娘と助手席の奥さんはすっかり夢の中、どうやらいい車を選んだようです。