草月展2006年12月02日 23時10分00秒

今度は生花とのコラボ。バックのカーテンの色が今ひとつでよくわかりませんが15年前に作った初期の作品で長さ10メートルの紙です。楮のラインでつながっていますが自分としては1枚の紙として仕上げたつもりで、実際に接着剤などで貼り付けたりして継いだ部分はどこにもありません。道具も今ほど大きなものも無く工夫と体力で作った大きな紙です。多分二度と作れないんじゃないかと思います。今では大きな紙を作る人も出てきましたがその当時は多分1枚の紙の作品としては最大だったと思っています。だいぶ痛んできてこれが最後の展示になるかもしれません。

特大タペストリー紙2006年12月07日 16時38分59秒

4.5×3メートルのタペストリー用の紙です。3箇所でつなげていますが紙を作るより送るための荷造りのほうが大変でした。なにせ折り曲げられない、あまり小さく丸めることも出来ないため、直径80センチのダンボール製の芯を手作り(大変でしたが結構楽しい工作でした。)、これに巻きつけてなんとか筒状に丸めましたが長さは3.2メートルもあるので結局木箱は1メートル×1メートル×3.2メートルのとんでもなく大きい箱になってしまいました。工場から出すのも4人がかりで一苦労、それよりこの荷造りでほぼ一日かかってしまい仕事としての利益はどこへやら・・・全体の感じも吊り下げて見る時間すらなくそのままトラックに積み込み送られて行きました。送り先は温泉旅館と聞いてますがどんなところに吊り下げられるのかな。

正月飾り2006年12月31日 22時43分38秒

ただでさえ忙しい年の瀬、いい竹が手に入ったのでよせばいいのに正月飾りに凝ってしまい2時間もかかって大ヒンシュク。でも思ったよりいい出来に本人だけ満足。
このあたりでもテレビの影響かクリスマスイルミネーションにとんでもない飾りを作っています。でも日本の田舎の風景にはちょっと合わないような気がするのです。正月飾りもなかなかいいものですよ。