紙の耳2010年09月06日 08時48分57秒


耳といっても漉いた紙の端のこと。パンの耳と同じ
柿渋塗りの変わりバージョン
いろんな原料を使って表情を出す。
下は銀砂子(黒)、中は柿渋塗り(赤)、上は竹皮入り

襖も積み上げられて出番を待っている。
これで200枚くらいは見えているかな。でも普通は裁断されてしまい目にするのは限られた人だけ。ましてやこの数を見てるのは工場にいる私たちだけ・・・

まだ裁断せずに出来上がったそのままの紙の耳。たいていは切ったり貼ったりで必要な分を使えばこの部分を目にすることはなくなってしまう。これまでいろんな方がこの魅力に注目し、様々な手法で作品に仕上げたりしてきた。書く、貼る材料としての紙だけでなく、紙自体がひとつのモノとして意識されるとき、この耳の存在に気付くのだろうか。手の力、自然の力、そして伝える耳。