日本の手仕事 ― 2016年01月21日 23時37分02秒
早朝6時30分 この間まで真っ暗だった朝も少しずつ明るくなってきた
思ったほど雪は積もらず、今日は雪と格闘することはなさそう
午後からいよいよ楮を煮る
その前に楮をほぐす作業が待っている
おそらく楮を干すときに便利なようにと同じ細い楮で編まれている。
こんな手間が必要かということではない。丹精込めて育てる人の気持ちがここに表れている
生産者も激減して次にこの楮が手に入るかは未定、だからこそしっかり時代に伝える責任がある
伝えるために心を込めて煮る
一年ぶりのこの匂いが好きだ。今年もよろしくお願いします
一定ではない薪ストーブの灰、毎回試行錯誤ではあるが去年よりは段取りよく作業が進む。
なんとかうまく煮えそう
本日 越前和紙を代表する方の訃報
まさに紙に生きた人生を背中で語る方だった
合掌
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