伝統と革新 ― 2016年02月02日 23時49分35秒
天然紙 煮上がった楮を叩く。
ターンタンタン、乾いた音でリズムよく早すぎないように
今日も氷点下、寒い日でも5分で身体が温まる作業は早すぎるとばててしまう。
紙漉き唄のゆったりしたペースでちょうどいいくらい
この後なぎなたビーターというすり潰すというより解すと言ったほうがいい機械にかけてようやく原料となる
その傍らではこんもり盛り上がった立体和紙、和紙の立体なんて紙粘土じゃあるまいし…と頑なに作らずにいたのだが
やり方はお見せできないが意外に楽しい
さらに立体飛龍
これらがどのように組み込まれてゆくか、試作で実験済みとは言えすべて初めての経験で完成形が見えないまま、期待と不安が同時進行
本日お昼のもう一品、火鉢での焼き芋や焼き豆餅
夕食後のもう一品 友人より戴いた赤米を使った豆餅 赤飯風味の豆餅は炭火でパリっともちっとで絶品
温まるのは身体だけではないようだ
古いこと新しいことが同居、守りつつも挑戦 これが越前和紙の伝統
かみを守る
守るだけでは伝えたことにはならない
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://osakazu.asablo.jp/blog/2016/02/02/8007563/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。