雲肌のない紗肌天然紙へ 1 ― 2017年02月22日 00時00分00秒
暖冬の影響か、今ひとつ生トロロアオイの状態が良くない
粘りが緩く小さい紙なら使えるが襖の紙では厳しい
叩き直して細かくしてみた
すると元の粘りが出てきたようだ
これなら何とか使えそう
昨晩から心配していたがほっと一息
さあ今年の天然紙はいよいよ漉き舟を使って紗肌と呼ばれる雲肌のない紙にしようと思う
紙としての表情である雲肌などを極力排した奉書に近い漉き方
以前一度だけ原料を支給してもらってこのような紙を漉いたことがある
木灰煮ではなくネリも完全天然とは言えなかったが美しい紙だった。
天然紙ではどのような仕上がりになるのかとても楽しみ
忙しさに肝心の漉き作業の画像は無し。人員がそろう来週にもう一度漉くことに
ネリもつかな?
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