木灰による楮煮作業 ― 2012年01月27日 19時41分33秒
去年は取材の日程に合わせて、しっかり準備もしないままの作業で全く煮えず…
今回は頂いた薪ストーブの灰をふるいにかけ、消し炭などを除去。
溶かしておいた灰汁の上澄みを使う。
phもしっかり測定12~14、かなりの強アルカリ、これなら煮えるはずだ。
雪の舞う午後から2時間、途中ボイラー不調でやや熱をかける時間を増やす。
昨年とは色からして違う、いいぞう
蒸気を止めて、一晩蒸らす。また明日
朝、煮具合を確認、柔らかくなってる!
充分過ぎるほどの柔らかさ、灰の量、煮る時間などまだ研究の余地ありだな
灰汁抜き作業
水を換えるたびにみるみる色が抜けてゆく。灰の色が付く心配はなさそうだ。
やや柔らか過ぎではあるが、漉きやすい紙になりそうだ。来週は塵を取る作業、水にさらす時間が長くなるのでさらに色が抜けてゆくだろう。
あとはネリ、去年収穫したものを漬け込まずに保存しておいた、5束およそ100キロ。
これらがまだいい状態で残っている。
完全無添加天然楮紙、まだ何に使うかはわからない。でもこれが私のライフワーク。
かみの紙
やや柔らか過ぎではあるが、漉きやすい紙になりそうだ。来週は塵を取る作業、水にさらす時間が長くなるのでさらに色が抜けてゆくだろう。
あとはネリ、去年収穫したものを漬け込まずに保存しておいた、5束およそ100キロ。
これらがまだいい状態で残っている。
完全無添加天然楮紙、まだ何に使うかはわからない。でもこれが私のライフワーク。
かみの紙
最近のコメント