紙の根源2013年12月19日 21時33分44秒


薪ストーブの灰、広葉樹のみを薪として使っているところのもの

燃え残りの炭

一部は火鉢の種火に使う

半年かけて選り出した水戸楮




大釜で煮ること2時間

アルカリ度は最高レベルでないとうまく煮えない
ボイラーからの蒸気なので刻々と変化する

どうにか煮えた楮、あく抜き

この後もちりやごみをとる作業を1週間

ようやく出来上がった楮、やや硬めでたたくのに苦労しそう

それでもいい紙になるようにしっかり叩く
心をこめて

ここまでお湯を沸かす以外はすべて自然の力、和紙となるには最後の工程が

それもすべて自然の力を借りることとなる、自分の手を含めて

                 心高ぶるかみ

                               目指す紙まであと少し

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