職人として2015年12月17日 23時02分35秒


この仕事を手掛けてほぼ一週間、試行錯誤の連続でようやくここまで

今になって光源を見えないようにとの指示、この方法で完全に見えなくすることは不可能
裏から障子紙を貼ってでもというがこれにはどうしても納得がいかない

それではここまでの苦労は水の泡、普通の提灯を作る工場に依頼する仕事だったということ

まだ初期の段階の画像、このように光源が見えている
ここに薄い紙を貼ってでも光源を見えなくするという…どうしても価値が見出せない

ここまで頑張ってくれた職人の苦労、そしてこのHIRYU シェードの可能性を信じ戦うことを決め、このまま進めることにした

いただいた仕事、納期や価格の意識はそこにはない。ただできるだけの仕事をする。
それが職人としての心意気。人としてあたりまえのことでもある

                   かみ心

                                今年最後のもう一山