これもまた伝統2016年01月28日 22時13分52秒


毎年のことだがこの時期襖の注文はほとんどない。以前は在庫を漉いておけばよかったがこれだけ動きがないと限度がある。

代わりに漉いているのはバッグなどに加工するための紙
出来るだけ襖とは離れたPOPな柄を心がけている

ドット柄やアニマル柄、もちろんこんな伝統柄はない。
それでも漉き方は全く同じ

どんなに注文が少なくなっても襖の道具や漉き手を守るため漉き続ける

その合間に漉いたHIRYU-ROSE 襖の模様のための飛龍技法、柄そのものが独立
2001年朝日現代クラフト展での発表から15年目、今では模倣が出るほどになった

HIRYU-gradetion これで7色使っている

細めの線を意識して

GOLDをアクセントに
基本はそのままに時代に合わせ新しい試みを続けてゆく、それが伝統


昨日から数年ぶりの風邪でややスピードダウン

夏場から休日仕事など無理に無理を重ねてきたのでとうとう身体が悲鳴を上げたかも

しっかり休んで明日から