和紙文化in越前 講演会2014年11月24日 00時00分00秒


講演会の前日23日、休み明けに納品の仕事が残っていたのでこれらを仕上げたながら、講演会などの準備に出かけ、夜は工場見学会の準備

いろんな準備の合間に大判飛龍紙の貼り合せ

これも休み明け納品の試作

出来上がりにはやや不満、納期の確認して再製作しよう

そして芸術館へ。エントランスでは好天ながらゆっくり溶ける氷の作品
下に敷いている紙は無漂白楮を使った分厚い雲肌紙、徐々ににじみが進む

ホールにて講演会の準備

帰宅し荷造り、運送屋に持ち込み
夕空にジャックジョンソン、このひとときだけでもゆったりと

並べだしたら止まらなくなり結局午後11時過ぎまで
工場にはいつもと違う灯り、もう少し見ていたかったが

あくる朝から準備再開

徐々に講演会に集まる人々

レンブラントの時代の紙の復刻に取り組んだ展示のバックには隣町の中学校美術部の日本画
卯立の工芸館で漉いた紙に描いた絵が並ぶ

その間も開催されていた今立現代美術紙展2014
初めての紙展のポスター、PCなど製作される近年の洗練されたものとは一線を画す

紙への思い、アプローチは人さまざま、すべてを受け入れ、否定しないのが かみ

講演会は長丁場、午後1時から午後5時過ぎまで

その合間に交流会準備
テーブルクロス、飾った花まですべて越前の紙

開会で歌われた人間国宝の岩野市兵衛氏の紙漉き唄が心にしみる

和やかな懇親会、体調を崩され参加されなかった先生がおられないのは寂しい限り、でも紙展の仲間も久しぶりの再会もあり嬉しそう
〆には大滝神社へ御神体を納めた後に歌われる「松坂唄」祭りとは違ってお酒も入らずこんな明るい中で歌うのはちょっと勝手が違ったが、喜んでいただけたようだ

さあ後始末、ものの1時間で撤収完了
結束の強さ、越前の誇り

灯りも消えすっかり暗くなった芸術館、外には氷を乗せた作品がオールナイト紙展
この後の打ち上げ、参加したかったが、翌日の工場見学会の準備が待っている

家に帰れば、古い事務所を改装した展示室、このところの忙しさで倉庫化しかかっていたがすっかりディスプレイが完了していた
工場の中のギャラリーは明るい昼の展示用に若干模様替え、見学される方たちに見てほしいもの、伝えたいことは山のよう

初めての試みもようやくあと一息、いい一日になるように

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