全く動いていなかった襖が徐々に動き出す
漉き場の水鏡に映る姿を久しぶりに見た気がする
暑くなるのに逆らうようにキンと冷えた井戸水、触れる手に気持ちの良い季節となった
最近はこのような荒い繊維を極力減らしていたが水に泳ぐ楮の姿も美しい
紙は繰り返すもの
今日はRASENの日、大判のシルバーグレー
RASEN-BLACKのサンプル
10年ぶりの紙の注文が来る。金の地紙に梅模様の豪華な紙
長い間使っていなかった型は傷みが激しく、明日は漉けそうにないなあ
漉き続けることの厳しさ
夜になって雨
雨には濡れないように傘を差し、工場で紙漉きは水に触れる
かみと水
どちらも同じ水なのに
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