暑サニモ負ケヅ 東京出張 二日目 ― 2015年07月23日 00時00分00秒
午前10時の約束で福時に来場された襖製造の会社訪問、熱意のある若手社長のお話に元気をいただいた。
その後の工場見学に目を見張った
襖の建具から自社で製造、そこに紙も貼って完成品として出荷
そこに働くには女性が中心、まさに私の工場と同じ
違うのは若手とベテランが一緒になってきびきびと働く姿
正直なところ私は今までこういう襖を認めたくなかったが、これはこれでしっかりとした技術だと思う。
不安だらけの襖の将来に対して背中を押していただき一歩前に進んだ気がして、会社を出るころすうっと体が軽くなった
もう一つの打ち合わせは電話で済ませ、銀座に
リニューアルした伊東屋
全く店舗形態を変え、元のイメージはほとんど感じられない
銀座の街並みを見ながらのワークショップの場所はしっかりできている。これからが楽しみ
誇らしげなショッパーに気持ちが感じられる
Fine Paper というフロア、スクエアにカットされた見本の紙が壁一面にグラデーション
とてもこの真似はできないなあ
その上のフロアでは昔の紙屋、それでも洗練されている売り場
ここに並ぶ紙を考えるより、もっと違う方向に目を向けた方がいいようだ
Farmというフロアが気になってさらに上の階にいくと
昔見たSF映画の一シーンのようだ
裏口にさりげなく
新幹線の時間が迫る中、もう一軒 日本橋榛原本店
今年製作した紙は店内中央に
榛原のロゴはあえて目立たないように
老舗の心意気、次はここに並べられるような製品を作ること
途中通りかかったシャングリラホテルに大きな水墨画、ミスマッチのようで存在感
色々見過ぎて頭の整理がつかなくなってきた。暑い中、東京駅へ向かう
多くの人でにぎわう駅構内は夏休みとあって子供の手を引く姿が目立つ
ここで土産に悩むのは楽しかったなあ
返ってからの仕事の山はひとまず頭から退場してもらい、夕日を見ながらしばしの休息
駅を降りればいつもの空気、暑さは同じくらいでもほっとしている身体に気付く
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