白の世界20162016年01月01日 00時00分00秒


初詣も済ませた元旦は雑煮から
帰省している次女に弟妹家族が加わりにぎやかな朝

虚空蔵菩薩にも初詣


こんな青空の正月は記憶にない


本日開幕の「白の世界」展 福井市のギャラリーサライ

オーナーへご挨拶

年末までの忙しさから打って変わり静かなスタート



アフリカ添乗の長女が送ってきた初日の出

                 かみと生きる


ハードなスタート2016年01月08日 00時00分00秒


12月初めから始まった仕事は年末31日ぎりぎりまで、そして年明け4日朝より開始
納期はすでにギリギリ、9日出荷はかなり厳しい状況

年明け最初の仕事はグラデーション

それを手揉み加工

ランダムなプリーツに

昼に紙を漉き、夜は揉み加工

さらに最後の大判のストライプ紙は22枚

ストライプでグラデーション、そこにゴールド

このようにラインの先端に身を使いながら長さを変えて50本以上

約1000本のライン、ほぼ3日間で漉きあげる

毎日がこのような調子、帰宅は11時を回ることも
これらもあと一息、丈夫な体に感謝

走り続けた1か月2016年01月09日 00時00分00秒


12月10日 このHIRYU-kikuから
W900×H1800 14枚、W650×H3400 7枚これだけの注文は初めて

どんなに頑張っても一日2枚がやっと、さらに年末の多忙時期ではそれもなかなか進まない

漉き枠の関係で同時進行で格子柄15枚

縦横すべて本数と色をそろえ、見た目以上に手間がかかる

その合間に個展の準備、すきあかりは同じくHIRYU-kiku
作業は休日返上、連日夜11時近くまで

年末押し迫った25日からはグラデーション紙10枚

HIRYU-kikuと格子のみ12月29日ようやく第一便の発送 
年末業務や初めて書いたインボイス書類などにも作業時間がとられ、焦りは隠せない

初めて漉く4色グラデーション扇柄15枚製作開始
漉き作業も大変だったが乾かすのにほぼ2日間

乾燥場もほぼ限界
結局年末までには発送はできず年を越し、納期の延期依頼

新年早々から扇の続き、同時進行でGOLDをあしらったグラデーション紙12枚

一枚一枚、勢いをつけながら淡々と作業

さらに最後の大判のストライプグラデーション紙22枚

日中はストライプ紙を漉いて夜は揉み加工。当然深夜に及んだ

さすがに握力も限界

12月8日みんなの手を借り貼り合わせ

なんとか9日まで延期した納期、これ以上遅れると工事がストップしてしまう

その間、私はストライプ紙の追い込み
乾燥が間に合わず残り2枚を残し終了

揉み紙は金曜夜8時過ぎまでかかってなんとか貼り合わせ完了

翌朝貼り合わせた揉み紙の乾燥

そして同時に残り2枚を何とか仕上げてそのまま乾燥
強制乾燥で午後にはなんとか乾燥終了し休む間もなく荷作り、インボイスなど書類をそろえて発送

午後4時 荷物引き取り完了で1か月にわたった大仕事は終了

注文を頂いた方をはじめ家族、従業員の支えに感謝

一人ではないことを教えてくれた仕事に感謝

黙って動き続けてくれた体に感謝

                 かみに感謝


格子色々2016年01月13日 00時00分00秒


いろんな形の格子

飛龍による乱れ格子 
赤2色を混ぜ込んでみた

麻の葉柄の格子  

近くで見るとしっかり手作業であることがわかる

麻網を漉き込んだ紙、これも格子柄ともいえるかな

この上に金と黒の飛龍、勢いと思い切りが全て
試作や小判、大きさは変わっても漉く気持ちは同じ


麻の葉柄2016年01月18日 23時09分32秒


先週から漉き始めた麻の葉柄、サイズは小さいがいろんな形で細かいので見た目以上に時間がかかった
厚みを保つため濃い原料の状態で漉かなくてはならないが細い管からの押し出しはかなりの握力がいる。
また細い線の柄なのでどうしても途切れ易く、何度も漉き重ねないと乾いてからちぎれてしまう。

手間のかかる仕上げ作業。見た目でつながっているようでも心配な場所は補修
本日雪の東京へ出荷、荒れ模様の天気で交通機関も乱れ明日着は難しそう