目黒雅叙園 和のあかり 12016年07月09日 00時00分00秒


夏場の東京は久しぶり

ばてないように(笑) お昼はこれしか思い浮かばず
暑さを覚悟してきた割には上着を着られるくらいの気温

目黒駅から急な坂道を下ってゆくと初めての目黒雅叙園
いきなりスケールに圧倒される
入場する前から中の様子が見えてくる

そして圧巻のエントランス

金魚提灯の鮮やかな色のトンネルをくぐって

浴衣姿のお嬢さんたちが目立つ

写真撮影ができるのでみんなスマホ片手に

一転してモノクロームの世界へ

目がすうっと落ち着くようだ


色を統一して個性を出した越前和紙組合青年部の作品 
和紙の龍が泳ぐ

キャプションの説明は最小限の言葉で的確に説明している
叩きミゾレ いい名前を付けたね

近代的なビル、そこに七宝が施されたエレベーター
なかもすごい仕事

和のあかり 最初の部屋 十畝の間(じっぽのま)

飛龍が漉き込まれた麻布を通して見る作品 いきなり圧倒

うっすらとシルエットが見えている

一歩進むと麻布の向こう側には力強い龍

勢いと繊細さ

洗練された展示


ここにスマホをかざすと画面の女性が竜に姿を変え天空を泳ぎ出す
まるで生きているような動き、小さな画面に引き込まれてゆく

吸い込みのバランスを考えた楮紙 しっかり仕事をしてくれているようだ

天井など部屋中に色とりどりの作品が描かれている
そこに白と黒の世界 多くの人の足を止める

丁寧に作られた和紙の水仙、効果的なディスプレイ


それぞれの部屋を繋ぐのは意外に狭い百段階段
幽玄の世界は続く

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