こだわりながらとらわれず ― 2016年08月26日 00時00分00秒
内照式の壁と聞いていたのであまり薄くすると照明のシルエットが出てしまうことがあるという見解の違いで厚さが違うとのクレーム、漉き直しのグラデーションドット
自分のこだわりが通るとは限らないのが難しいところ、納期がないとのことでやり直しにならないように気を使ったことがかえってあだになってしまった。
でもあれほど急ぐように聞いていた割には簡単に納期は延ばしてもらえた
襖という存在自体が消えゆく今の住宅事情
今までの山や雲などではなく今の人が和紙に対しているイメージを優先すること
店舗で相当使った手法を今度は住宅で
落水グラデーション 全面に落とすのではなく上に向かって徐々に落水の量を変えた紙
飛龍で麻の葉柄 地紙から飛び出す手業の紙
透かしで麻の葉柄 これは型を使う伝統的な手法の紙
手でやれることにこだわりながらもそればかりにとらわれないで
やれることやれないことを考え過ぎずまず手を動かすこと
かみが答える
すべて出来上がりが語ってくれる
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