心静かに2017年07月06日 00時00分00秒


新作までは手が出なかったARTWIND
少しずつできるだけ

これが本来の大礼紙
ネリの合わせ方でできる原料の収縮を柄に見立てる眼力 昔の職人は粋な感覚を持っていた

夕方、配達で大安禅寺 すでに参拝者も無く静かな本堂
ここに来ると気持ちが軽くなる

日も傾き暑さも和らぐ夕べ さて帰りましょう
感謝の気持ちは次の仕事の力になり、そしてまた感謝

                感謝が連なるかみ 

                                      明日も

紙展記憶2017年07月07日 00時00分00秒


j-image ARTWIND

煙彩雲の試作
うまくたなびいたかな

本日夜は紙展の関係者が集まり 総決起集会(笑)という名の懇親会

始まりは和やかに そして次第に熱い思いが語られる
そこに時間の壁はない

連休以来そのままだった2階もようやく整頓



紙展の記憶が走る夜 その背中は近くて遠い


ハチと水の季節2017年07月08日 00時00分00秒


今年はそんなにハチの姿が見えないなと思っていたら…こんな高いところに巣が
またしてもキイロスズメバチ 小柄だが最も凶暴なので大きくなる前に駆除しておかないと

一年に一度会う業者の方も顔馴染み えらいところに作ったなあとぼやきながら作業
この他にもう一か所発見、この蔵の壁は巣作りには絶好の場所らしい

Ring&Dots  工場に戻ってもハチの羽音が聞こえそう
集団で動き回るハチ、ちょうどこんな感じだね

夕方からは大滝自警隊野訓練 消防活動はポンプ始動だけでしたが

水害対策の土嚢の点検、修理
河川改修は進んでいても決して忘れてはならないこと

工場に戻ればきれいなハチの巣
まだ幼虫もほとんど入ってなかったらしい。 かわいそうだが仕方がない

これがぎっしり詰まっていたらと思うとぞっとする


RINGS&DOTS making2017年07月09日 00時00分00秒


HIRYU-RINGS&DOTS W1300で5メートルの高さ 
当然一枚ではできないので貼り継ぎとなる 重なりを意識して漉き込んでゆく


今回奥の方の紙は蚊帳生地を漉き込んでいるためその継ぎ目を落水などでカモフラージュ
おそらく裏から見ても継ぎ目は目立たなくなるはず

継ぎ作業にちょっと技術が必要だが出来上がりが楽しみになってきた


工場の隅から2017年07月10日 00時00分00秒


幅広の紙を漉くために残っている紙(放置しているとも言う)を移動
いろんな試作、失敗作などが山積みでどうにかしたいのだが 毎年恒例の掘り出し市ではこんな大判はスペースの関係で出せない

今年の秋にちょっとしたイベントをやってみようかな
その名も「OBAN FURUMAI!」

普段出せない、掘り出し市でも無理な大きい紙を工場で並べてみよう

さあて何が出るのかお楽しみ これから大変な準備が待ってる