ちょっと息抜き2010年08月07日 13時44分56秒


 難聴もやや持ち直してきたが医者に少しペースを落とした生活を勧められたこともあってどうしても聴いてみたかった娘のコンクールに。平日ではあるが病院での点滴の後、仕事も今日だけ両親と工場の皆に任せて金沢へ
 初めての石川県立音楽堂、駅前の買い物も移動も大変便利な場所、駐車場も充分、JR,私鉄、バス等公共交通機関もすべてそろっている。何がなくても人がいる、そんなところに文化施設を作るべきだと思います。話題の21世紀美術館といい石川県の文化意識の違いがここに現れているのではないでしょうか。
 それに比べて福井県は大違い、こちらは田んぼの真ん中、車じゃないと大変不便で、公共交通機関も小さな私鉄の小さな駅がひとつ、たいして近くでもなく周りに店一つない野ざらしの田んぼ道を歩いていくと合掌造りをイメージしたと大建築家がおっしゃるとんでもなくお金のかかった大きな建物がどーんと(ぽつんと)建っている。でも合掌造りって言ったら普通五箇山が有名な富山じゃないのかな・・・北陸は皆一からげに考えておられるからこんなデザインが出来るのでしょうがまず福井のイメージではないことは確か。そもそもここにこんな文化施設を建てる時点で間違っていたからしょうがないですが。きれいな公園敷地に併設された喫茶店は閉店、イベントが開催されるとき以外は誰も来ないので採算が合うわけがない。このように福井県は文化施設を郊外に建てるのが好きなようで図書館・美術館も田んぼの中に散在、どこもばらばら、県庁や市役所だけが福井城の歴史的な石垣の中やまわりに・・・ここならお役所は仕事しやすいでしょ。でもみんなその周りから離れていっているよ。おかしなショッピングセンターを同じように郊外に次々建てて車の運転できない人はどうやって暮らすのかね。今になって街中再生だとか声を上げているけどやることがおかしいよね。ストレスたまるのでこの辺で。

さて始まるぞ。ホールの出来は素人目ですがやや福井のほうがいいように思います。残響音は金沢のほうが若干長く、小編成とかソロパートに向いているような感じです。
結果は、なんと北陸大会において金賞で全国大会出場決定!雑音の混じるポンコツ耳で聞いても音楽として純粋に楽しめたいい演奏でした。わが娘はトランペット、小学校でのなんちゃってブラスバンドで親子で一緒に吹いていたとは信じがたい、だんだん娘が遠くに言ってしまうような気がしてまたまたブルー、でもすっきりリフレッシュ。またがんばろう!あっ頑張りすぎはいけないんだった。


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