襖紙回帰2014年06月19日 22時52分40秒


納期に追いまくられたこの数か月、本日十数枚の見本漉きを終え、やっと襖に向き合う時間が出来た


竹の皮を混ぜ込んだ地紙に楮の枝と和紙の漉き花、グリーンのちぎり花と洋金箔をあしらった上品な襖紙
清峰№665、久しぶりの注文。特急で漉き、特急で仕上げて発送。

襖紙は基本的には受注生産品、代理店に在庫が確保されていないということで急きょ漉くことになった。納期は1週間、分納がやっと

ブランドメーカー(問屋・販売代理店)がしっかり在庫していた時代はこんなことはなかったのだが

続いてリング柄のモダンな紙、伝統的な漉き模様としては最新のデザイン、それでも見本帳発行以来10年以上が過ぎている
美かど№617光輪、紙自体を販売するための営業はほとんどない中、それでもよく売れているものだ

仕上げs業の後は、在庫がほとんどなくなった団扇製作

ART WINDの貼り合わせ
作るだけではいけない時代、伝えることが重要、そのためのツールは世の中にあふれているはずなのに

肝心なことが見過ごされているような気がするのは私だけなのか

                  かみの教え

                             まだまだ伝えることがある