途中経過2014年11月11日 00時00分00秒


記憶の家、外壁工事開始
その他、山側の側溝工事などしっかりした土台を確保

こちらも着々と進むmonoシリーズの襖

黒地に白のドット、ここだからできる遊び心

仕事を終え、いつもの体育館で子供たちとバレーボール…ちょっと遅れてサンドームに

伝統工芸職人塾の座学という講義
webでの資金調達方法など、PCに疎い自分でもなかなか面白い講義だった

工場に戻り今日の仕事確認、1000×3200の大判飛龍

土日をかけて製作したタペストリーが乾き始めた
ようやく最終形が見えてきた。予想以上の立体感に満足

すべてが途中経過の一日、でもそれが普通の日常

                 時を待つかみ

PLANT 20142014年11月12日 22時23分23秒


自分の原点 PLANT 2014  ほぼ乾燥終了














今立現代美術紙展2014
   

   11月21日(金)~11月27日(木)10:00~17:00(最終日15:00まで)
   越前市いまだて芸術館

記憶の家 歩き出す2014年11月13日 23時09分31秒


記憶の家再生もいよいよ佳境

その中に入れられるmonoシリーズの襖


襖を中心とした日本の生活はそのままに、伝統を飛び出した襖

これらが襖の空気を変える

根拠なんてない
面白いと感じるかどうかがすべて

それでも外観はできるだけもとの形にこだわっている

もともとの道を復活

そして山から流れる水と土砂、冬の雪など家としての命を守るための側溝

きれいに新しくするのではなく、あくまで元の姿、当時の生活に近づくために
ふたたび人とかかわる時間がここに

                  かみの家

                            歩き出す、記憶の倉庫として



夜工場2014年11月14日 22時43分49秒


年末に向けての思惑は大きく外れ、予想以上に襖の動きが鈍く売り上げが伸びないまま特注和紙製作などの細かい仕事で走り回る

手法も大きさも様々な小ロットの受注をこなしあっという間に一日が終わる

気流の中を泳ぐように白い飛龍の中に黒飛龍

上下に楮紙のグラデーションベース、タペストリーとしての仕上げを待つ
午後6時ですでに真っ暗、日の暮れるのも早くなった

乾燥中の紙がずらりと並ぶ夜の工場
明日からも走り回る土日となる

我慢の時でも動きながら

求められたもの、求めるもの2014年11月15日 22時34分42秒


今回はかなり細かくデザイナーが描きこんだパースをもとに製作

「あくまでイメージですから、」そうはいっても求められたイメージとしてどこを落としどころにするか

しっかりパースを見た後はできるだけ自分の勢いを大事にして作業を進めてゆく

今回は曲線を排し、直線のみの表現

今までにない手法、手探りでの製作

なんとか完成
もう少しというところだが求められるものはここまでだと判断し手を止める

仕事であるからに求められることに応えなければならない

そのなかで自分をどこまで出せるか、逃げになっていないか

             求められるかみ、求めるかみ

                                一枚ごとに自問自答