雪の日 ― 2014年12月07日 21時31分52秒
降り続いた雪で、昨日落とした庭の木の枝にまたも重い雪が
旅に出かける両親を送り、そのまま庭で雪落とし、来週には雪つりをしてもらわないと
午後からは大滝区の最終役員会
もめていた公民館建て替え問題もこれからの未来に不安は残るもののとにかく一歩先に進む
それは神社の奥にある現在の集会所、神社横の坂道を上る人通りとは無縁な寂しい場所に建てるというもの
50年前、この場所の目の前でがけ崩れが起き多くの死傷者がここに運ばれてきた。
その事実を知るお年寄りを中心に山近くの不便で危険な立地などに強い反対意見があった。
建て替え費用などは公民館移転の補償金などで潤沢にあるためほかの土地に建てることは可能だった。
だが祭りで使うこの場所に建てることで社務所などの機能を兼ね、神社の敷地ということで土地取得費用なども掛からない。
また他の場所に公民館を作ったとしても神社活動の拠点としての建物はいずれにしても必要なこともあって
過疎地域である大滝の将来を見越し、維持管理費用も考えると公民館の機能と神社活動を兼ねる建物とすることで負担を減らすという結論となる
だが神社活動参加は私たち地元出身者には義務という意識ではなく心意気であっても他の地区からの移住者に対しては山間部であることに加えての大きなハードルのひとつとなるのは予想に難くない
地区の中心に近い場所に公民館を建て、地区の活性化を促し人を呼び込むことで人口を維持し、ひいては暮らしと伝統を守ってゆくか、この過疎化を受け入れ今までのような祭りの維持をある期間までとあきらめ、身の丈に合った現実的なものにするかが争点だった
どちらにしても厳しい道だった、これが地方の現状
それでも前に進まなければならない


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