漉く紙は違っても2015年11月18日 00時00分00秒


仕上げ作業 全盛期には毎日だったが今では週に一度あるかないか
彩雲紙、注文は少なくなっても漉き続ける長田製紙所の根幹は襖紙

昭和の初めに生まれた飛龍紙、今は地紙を無くして柄そのものが独立
安価な模倣が出て一時期売り上げが落ち込むこともあったがこのバリエーションを広げることで徐々に戻ってきた

その飛龍技術を使った大判の紙
技術の蓄積と伝承、職人の心を伝えながら色んな紙を漉く

独特の落水にもグラデーションをかけて

継ぎ貼りのための紙にも厚薄のグラデーション
時代と共に大きな紙の注文も増えてきたが、漉き枠を大きくするだけではなく継ぎ合わせることで対応することもできる。

いろんな紙を漉く工場となった長田製紙所
それでもぶれずにまっすぐに