ちょっと見直し2011年02月21日 15時38分03秒


ちょっと大きなもの(2.5×11m)の見積もり依頼。で思い出したのがこれ。2年前に仁愛大学の中に製作した作品。なんと14mのもの。
まず吊り下げるところから
紙の両端にはワイヤーが仕込んであり、安全対策と同時にこの後の作業に重要な役割を果たす。
でも紙としては1枚もの。間に隙間があるがこれも楮でつながっている。そしてこれを・・・
このようにひとひねり、平面でも立体のような存在感。
どこから見るのも正解ではない不思議な作品。中に入った字は書家の方に書いていただいたもの。書かれた紙を中に貼り込んで作品と同化するように工夫している。この当時、製作時間も充分には無く、公私共に大変忙しい年度末(3月後半)だったが今思えば楽しい仕事だった。