あけましておめでとうございます2011年01月01日 09時36分47秒


「トイレの神様」で盛り上がる紅白のあと、除夜の鐘をつく。ずいぶん大きくなった子供たち5人と来れるのはいつまでかな。

次は初詣、雪のちらつく寒い新年で人もまばら。

暗い急な山道を30分、雪と山に慣れていない東京の二人も何とか登りきった。

ちょっと暖を取っておみくじを

なんと私は大吉、くじ引きは一等の鏡餅、こいつは春から縁起がいいね~
運の無駄遣いとも言う・・・まあ今年もがんばりましょう。
家に帰ると奥さんがFUKUYAMAの年越しライブでテレビに釘付け、結局みんな寝たのが3時ごろ。これがかみの里のお正月。


正月飾り2011年01月02日 01時51分19秒


今年の玄関の正月飾り

これは工場用
やはりぎりぎりになってしまいました。来年は早めに取りかかろうっと。毎年言ってる・・・


お正月2011年01月03日 23時22分42秒


さてお正月も終盤、そろそろみんな帰る時間。楽しい時間は早いよね。
地元のおいしいケーキ屋さん「エスポワール」はお約束。
ここのケーキを上回る所を東京駅近辺で探すのはかなり難しい。
でも皆で食べるのが何より、あれこれみんなつまみ食い。おいしい正月。


漉き初め2011年01月05日 12時16分18秒


1月5日朝、恒例の漉き初めが行われる卯立の工芸館。年末より降り積もった雪も、きれいに除雪して準備。

漉き場の奥にある神棚の前に祭壇を運び設置する。

囲炉裏の周りには護摩焚きのための結界をつくる。

神官による式典のあと

漉き舟に大滝神社奥の院の神水を注ぐ。

紙漉き唄に合わせ紙を漉く。

これは塵よりといって楮の黒皮の残りやごみを取り除いたり、紙だしとよばれる原料の余分なでんぷん質などを洗い流す作業など、紙を漉くのには多くの工程が必要だ。
このあとは和紙組合による年賀会。私はノンアルコールビールで乾杯!とほほ


楮は生きている2011年01月06日 12時06分43秒


叩解する前の楮そのままを並べた紙。20センチくらいの幅に2センチの帯で留めたのだが、案の定、乾燥すると楮が暴れてこのようになる。釜で煮て漂白してもその性質は残り、元に戻ろうとする。

すだれのような紙、ちょっと冬には合わないな。
昨年暮れに依頼されて作ってそのままゆっくり乾燥。そのまま忘れて本日納品・・・申し訳ない。