目指す紙のための水戸楮、自分が帰郷してからおそらく初めての仕入れ
普段使っている輸入物の楮とは何倍も高価な楮を注文もない紙のために
それも初めての経験、わからないことばかり
そこで越前を代表する岩野市兵衛氏のもとに
仕事中なのでちょっとだけ質問
煮る前の楮の始末の仕方を若主人に教えてもらった。
シミ・塵ひとつも許さない厳しい仕事には覚悟がいる
まず試に一本削ってみた。これほど厳しい目で楮を見たことはなかったことに気付く。
残りをまかせて電話、来客、製作に戻る。一束で30分以上かかっていたようだ。
これが15キロで100束近くある…気の遠くなる作業
かみの道
ここまで育てていただいた楮に感謝の気持ちで
最近のコメント