夏かみ2014年06月02日 00時00分00秒


先週漉いた大判W2200×H2900のリング柄の紙が仕上がった

上下には楮による乱れ格子の中にちらちらと輝く雲母片を漉きこんでいる

白、銀、パールと3種類のRING
相変わらずの完璧な継ぎ貼り、満足のいく出来の紙は海外へ旅立つ

一転こちらは地元に納品される紙

地紙のついた網目模様と複雑な飛龍

作品の一部より抜粋して製作

夕方は黒い地紙に白・銀・グレーのストライプ紙の試作
光を吸収する黒の楮紙は薄く漉くと向こう側が見えるこのシリーズにはまだまだ可能性がありそうだ

襖の注文のない漉き場、特注の紙をみんなで漉いている
賑やかに手際よく仕上がる紙、行き先はやはり同じく県内

外は暑くとも水の音が響く工場は涼しい最高の季節

                   夏かみ

                        ゆっくりと休めた頭で手の動きが軽い

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