工場始動 ― 2015年01月06日 23時26分19秒
高齢化や家庭事情で工場従業員全員そろうのは月の半分ほど、今年は全員元気に出社、にぎやかな仕事始めとなった
特注紙を漉く私のサポートをしながら2人は襖紙を漉き、1人は小判の紙や小物仕立て、乾燥や仕上げ作業でどんな仕事もこなす職人、原料を煮る釜場と色合わせのビーター担当は細かい断裁なども兼ねる。
火傷で濡らすことができない右腕もかなり快復してきたものの、地紙漉きまではまだちょっと無理
一人でやる作業も2人に任せれば3分の1の時間で、感謝
見た目以上に大量に使う波楮、これらもベテラン職人が一本ずつ根気よく仕立ててくれる
一本で流れも雰囲気も変わる「波楮縞」
手のかかったものだから紙の上に並べてゆく作業にも心がこもる。
かみ心
人の手によって作り出されるもの、伝わる心、伝える気持ち
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://osakazu.asablo.jp/blog/2015/01/06/7533193/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。