秋の入り口 菊花紙 ― 2015年09月25日 23時24分38秒
秋口に入り、立て続けにいろんな紙を漉く
竹林紙 でももはや竹林には見えないなあ
石垣のイメージで
菊花紙の大判1200×1600 この大きさ自体は大したことはないのだが
つながりとバランスを意識しながら輪郭から
飛龍の濃度を変えながらシルエットを少しずつ整えてゆく
花びら一つ一つを漉き重ねてゆく作業はこの時点で2時間以上
花びらのグラデーションが生命線、薄い飛龍を何度も漉き重ねて仕上げてゆく
飛龍の勢いが滑らかさを生むので時間をかけてゆっくりと、というわけにはいかない
また刻々と漉いた紙の水分量が変わってくるので作業を途中でやめることもできない
ここまでで3時間以上、集中力と勢い、そして根気
すくたびに思う、フグ刺し
本物だったらなあ
空腹もそのままに河和田まで
ものつくり塾、本日はネット販売の現状について
古民家で聞く最先端の話、ウェブ上の厳しい世界と違ってここは居心地がいいなあ
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