紙を支える2015年09月28日 22時37分42秒


どんな紙もすくのにそれほど時間はかからない。地道な作業から比べればそれは一瞬の技

そこにたどり着くまでどれほど手をかけているか、それがあるからこそ一枚にかける気持ちが伝わってくる

同じくネリ、これがなければ和紙としての姿は生まれてこないにもかかわらず、紙として出来上がるときにその存在はなくなっている
今日はちょっとしたトラブル、ネリの機嫌を損ねてしまったようだ

夕方から仕込み直し、すぐに使えるものではないので早め早めが肝心

打ち合わせで作業を一時中断、そのあと記憶の家にご案内すると思わぬ歓迎を
つがいの鹿二頭が裏山に 近所で何度も現れていたそうだが自分の目で見たのは初めて

悠々と柿木の葉を食べ、山へと走り去った

いろいろあるがしっかりのんびりやれ 

                   かみの声

                                    鹿のお告げ