夏のしつらえ2011年06月28日 09時38分31秒


油団を敷いて我が家の夏が始まる。
光の関係でやや赤く映りましたが、ややくすんだ飴色、漆でも柿渋でも出ない色。

並べた団扇の下の色が本来の色。

これが油団の裏側。100年前の当時の古紙が下貼りに使われている。いったいいつの時代のものだろう。

見慣れたこの風景、やっとその価値がわかる年になってきたかな。

油団の上は素足が気持ちいい。べたつかず、ひんやりとして。
座布団に足が・・・実は団扇のそりを直しているところ。大事な油団だがこの方法が一番なので。

重い板戸も入れ替え、いらっしゃいませ
この家とともに育ったからには守り伝えていかないと。かみの暮らし



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